オンラインカジノとは実際にお金を賭けて楽しむギャンブルサイトのため、無許可でオンラインカジノを開設し、不特定多数のユーザーにサービスを提供することは禁止されています。
ビジネスである以上、必ず許可を得なければいけない決まりがあり、それがゲーミングライセンスです。
そこで今回の記事では、オンラインカジノの運営に必要なゲーミングライセンスとは何なのか?ライセンスを持たないサイトにはどんな危険があるのか?などについて詳しく解説していきます。
オンラインカジノへ登録する前に、まずは最低限の知識を知っておきましょう。
オンラインカジノを運営するための許可証
ライセンスはオンラインカジノを運営するための許可証であり、合法国の政府や関連機関よりオンラインカジノの運営会社へ発行されます。
現在では世界の複数の国でライセンスを発行しており、これを所持するためには莫大な費用を支払い、さらに厳しい審査にパスしなければいけません。
基本的にライセンスを所持するオンラインカジノは安心安全ではありますが、一部でお金さえ支払えば簡単にライセンスを発行してもらえる国も存在します。
中南米の国によく見られるため、オンラインカジノ選びには十分に注意しなければいけません。
逆に多くの大手オンラインカジノが所持するマルタ共和国やキュラソー島のライセンスは信頼性が高く、安全性は抜群です。
ライセンスを持たないオンラインカジノは全て違法サイト
ある程度のサイト構築知識を持っていれば、オンラインカジノ自体の開設は可能であるため、ライセンスを持たずに運営するオンラインカジノも数多く存在します。
しかしライセンス未所持でのオンラインカジノ運営は完全違法であり、拠点を置く国の当局によって摘発対象となります。
また違法オンラインカジノは、摘発前提で運営しているため、イカサマや情報流出などの不正行為を当たり前のように行っています。
どれだけお金を投資したところで絶対に勝てない仕組みが確立しているだけではなく、大切なクレジットカード情報や居住地などの個人情報が盗まれてしまう恐れもあります。
そもそも違法オンラインカジノで遊ぶこと自体、日本の法律上で違法になるため、絶対にライセンスを持たないオンラインカジノで遊んではいけません。
不正行為発覚でライセンスは即座に剥奪
「ライセンスを持っているオンラインカジノでも不正行為をしているのではないか?」という意見がありますが、ご安心ください。
ライセンスによって縛られているオンラインカジノでは、不正行為が絶対にできない仕組みが確立しており、安心安全で平等なギャンブルを楽しめます。
第三者機関による運営の監視、ペイアウト率の公開、ゲームへのRNG(乱数発生装置)の搭載など、様々な不正行為を防ぐ仕組みがあります。
これら様々な防止をかいくぐり、万が一オンラインカジノが不正行為をした場合、ライセンスは即座に剥奪されます。
多額の費用と莫大な時間を費やし、苦労して取得したライセンスを、たった一回の不正行為で剥奪されてしまったら、あまりにも損害が大き過ぎます。
そこまでの損失を覚悟して、オンラインカジノが不正行為をする理由はありません。
ゲームプロバイダーにもライセンスがある
オンラインカジノは、運営会社が独自でゲームを開発することはできず、第三者企業であるゲームプロバイダーが開発したゲームを購入しています。
これはライセンスに基づくルールであるため、オンラインカジノの運営会社は事前にゲームプロバイダーと業務提携を結ばなければいけません。
ここで気になるのが「悪質なゲームプロバイダーならイカサマ機能を搭載できるのではないか?」ということです。
しかしゲームプロバイダーもまた、オンラインカジノの運営会社と同じようにライセンスの所持が必要不可欠です。
もしゲームプロバイダーが不正行為をすると、同じようにライセンスを剥奪され、企業の存続にも影響を与えることとなります。
オンラインカジノの運営会社のように、ゲームプロバイダーもそこまでの損失を覚悟して、不正行為をする理由は無いのです。
まとめ
今回は、オンラインカジノの運営に必要なゲーミングライセンスとは何なのか?オンラインカジノはどんな仕組みで運営しているのかなどについて詳しく解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
オンラインカジノは無許可での運営は許されておらず、必ず合法国にて発行されるライセンスを所持しなければいけません。
ライセンスを持たないオンラインカジノは全て違法であり、イカサマや不正行為が普通に行われていますのでご注意ください。
また日本国内で遊んで違法性に問われないのはライセンスを所持する合法オンラインカジノのみです。
万が一違法オンラインカジノで遊んでしまうと、場合によっては逮捕されてしまう恐れがあります。
オンラインカジノへ登録する際には、無用なトラブルに巻き込まれてしまわないためにも、まず最初に必ずライセンスの有無と発行国の確認を忘れないようにしてください。